ママと恋に落ちるまで シーズン2 第1話より:

somewhere down the line
いつの頃からか、いつか


ひょんな事から、サンフランシスコに行ったはずのリリーが
NYに戻っている事を知ったマーシャル。

いても立ってもいられず、滞在中のホテルを突き止め電話をかけるが
受話器からは見知らぬ男の声がする。

もしリリーが新しい男といるのなら、今すぐに部屋に行って
土下座をしてでも彼女を取り戻しに行くと言うマーシャル。

だがテッドはそれは絶対駄目だとマーシャルを引き留め
親友の情けない姿に思わず本音を漏らす。

Marshall, you can’t do that.
マーシャル、行ったら駄目だ。(テッド)

Oh, really, why not?
何でだよ?(マーシャル)

(中略)

Because you’re pathetic!
お前がミジメだからだよ!(テッド)

I’m sorry, but right now, you are not Marshall.
ごめん、でも今のお前は本来の姿じゃない。(テッド)

You are the miserable, whining, shampoo-sniffing ghost of Marshall,
哀れで泣き言ばかりで彼女のシャンプーを嗅ぐマーシャル、(テッド)

and frankly, a guy like you doesn’t have a shot in hell with a girl like Lily.
はっきり言って、今のお前じゃリリーと寄りを戻すのは不可能だ。(テッド)

You know who might have a shot somewhere down the line.
この先いつか彼女を落とせるのは誰だと思う?(テッド)

Marshall. The real Marshall.
本物のマーシャルだ。(テッド)

(中略)

Of course, whatever I say, you’re just going to do the opposite, so have a great weekend!
まあ俺が何を言おうと、どうせお前は聞かないんだろ。(テッド)

Good luck screwing up your life!
勝手にしくじってろよ!(テッド)


pathetic「痛ましい、哀れ、みじめ」。

miserable「みじめな、不幸な、悲惨な、哀れな、恥知らずの」。

whining は whine「哀れっぽく泣く、すすり泣く(声)、愚痴る」+ ing で
「泣き言をいう」。

have a shot「チャンスがある、実現の可能性がある」。

a guy like you doesn’t have a shot in hell
(お前のような男では、チャンスなどあるものか)
=「今のお前じゃ寄りを戻すのは不可能だ」。

そして somewhere down the line は「いつの頃からか、いつか」。

down the line は「線に沿って、完全に、いずれは、将来において」、
テニスの決めショットの一つ、ライン際にボールを打ち込むダウンザライン、
あれをイメージすると somewhere down the line も意味が掴みやすい気がします。

今を起点として somewhere「どこか」down the line「線に沿って」ということで
先の将来、またはさかのぼった過去(いつの頃からか、そうなった)を指す表現です。

screw up「失敗する、しくじる、ヘマをする」。

一回手放したのに、誰かが手を出したと知ると、激しく後悔する・・・ありますよね。

マーシャルの場合は特に勢いでフッてしまっただけで
本当はリリーが大好きなので気が狂いそうな状態。

「別れる、離婚する」これは本当ーっにその気でないなら
絶対口走らない方がいい2大ワードだと思います、本当に。

それにしても次の彼氏が出来るのが早すぎませんか、リリー。


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